天野千尋監督の新作かぁとあらすじとかを読んでいたら昔世間で騒がれていた「騒音おばさん」が題材になっていると聞いて単純に面白そうと思って見に行きました。
作家の主人公と騒音おばさんの間の話であるのは当然なんだけどその脇にある人物、設定とかもかなり練られていました。
でもまずは主人公の設定の作家の部分
出版社からこの内容では載せることができないですよと。
理由も登場人物とかが薄っぺらいとか。
このうすっぺらい理由が主人公の性格に出ている描写がすごいなぁと。
最初に主人公側の騒音被害の事から描かれて後にの騒音おばさん側のことが描かれるんだけどそれぞれの時間軸を交互に描かれていく。
次に脇
脇にあるのはそのマンションの騒音とかもそうなんだけど二人の住人のバトルの様子を地上から面白おかしく見物する人とか撮影する人とか。
ある青年がその騒音おばさんを元に小説書いてみたら?と言われて書いていったもののトラブルに巻き込まれる等。
マスコミの取材、報道のあり方も。
自分は当時ニュース自体は軽く読んだとかテレビでみたかは忘れたけど騒音おばさんは悪い人ということしかイメージに無いんですが実はいい人だったという話があるようでその設定も映画のなかではちゃんと活かされていました。
非常に良くできている映画だと思います。
面白かった!
フィガロの告白を知っている人は懐かしさを感じるかも?
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