2012年7月31日火曜日

岡元雄作作品 「煙の薫」「メリーゴーラウンド」「流騒」

岡元雄作 「煙の薫」「メリーゴーラウンド」「流騒」 ケイズシネマ



岡元雄作監督の「煙の薫」を川口SKIPシティで観て以来

気になる監督さんになりました。



http://katsuhirotani.blog65.fc2.com/blog-entry-1906.html



ニューシネマワークショップ(以降NCW)が開催する「Movies-high12」

の中で、OB特集というのがあって岡元監督の3作がケイズシネマで上映。

ってことで8/30のこっぴどい猫の前のプログラムを選定。



メリーゴーラウンド

アラフォーなのにギャルメイクをしている母親の珠子。

珠子に隠れて同級生と付き合っている息子の剛。

娘の芽依は家族に呆れ果て実家を出る準備。

父親の康一は珠子の奴隷のように家事をしていたのだった。






珠子の性格が家族をおかしくしている様子がよく出ていた

なぁという。

かなり極端だなとは思いますが。



息子は付き合っている彼女を母に怖くて紹介できない。

塾へ行く道でも母がべったり。

たしかにこういう母だと怖いかも?



娘のネイルを母は勝手に使っている。

ネイルサロンで働く娘は独立するための準備もしていた。



存在感の少ない父親。

しかし彼の行動で上記家族の問題が氷解していくって

すごいなぁ。



流騒 -- りゅうさい

お腹の大きく膨らんだ葵は真冬の海へと足を踏み入れた。

出産間近で周りからも幸せな家庭に見えたが、ある出来事により

秘密を抱え込んでいた・・・




3作品の中では一番好き。

主人公は妊娠数ヶ月の妊婦。

ある日浜辺を散歩していて、転倒してしまう。

そして・・・



旦那との喧嘩。

なんであんな所を歩いていたんだ。

に対して黙りこんでしまう。



ある日妊婦仲間の友達が車の運転中に事故にあってから

主人公の考え方が変わっていく様子は素晴らしかった。



またなんであの場所を歩いていたかも明らかに。



3作品とも家族がテーマになっています。



http://astrosandwich.com/?p=537





アイアンガール(2012-099)

アイアンガール 銀座シネパトス



セクシー女優の明日花キララが主演するアクション。

無法者の集団「クレイジードッグス」が支配する村に、

人間の身体能力を超越した力を発揮する特殊な強化スーツに身を

包んだ美女「アイアンガール」が現れる。

アイアンガールは失った過去の記憶を探して旅しており、

村の古文書には「鉄の救世主が村の危機を救う」と記されていた。

アイアンガールを伝説の存在と信じた村人たちは、クレイジードッグスと

戦うため立ち上がる.




秋山莉奈さんが出ている作品はハンドメイドエンジェル

以来だなぁと単純に選定。



主演は明日花キララ。

ある日アンヌ(秋山莉奈)が花を摘みに集落から外れている

とクレイジードッグスの一味が彼女をさらおうとする。

そこに謎の美少女(明日花キララ)が現れ、彼女を助けた。



クレイジドックスの襲来に怯えながら暮らすのは嫌だという

ことでその美少女に戦い方を教えてくれという。

普通、アクションといえば主人公が悪役をやっくつけて

主人公に危険が迫るが難関をくぐり抜けて勝ってハッピーエンド

というパターンの中強くなるための特訓を受けるってのは

新しいかな?



主人公は人間だと思うんだけど記憶が無いし、月のパワーで

ラストのボスに止めを出して新たの旅にでるところでエンディングになった。



月のパワーとかの謎は全く説明がないし記憶が戻ったわけではない

ので続編がありそうな終わり方だった。



秋山莉奈さんは戦隊物に出ているようですがアクションの

心得みたいのはあるのかな?



もしあるならそのあたりを交えてみても面白いかも?

http://iron-girl.net/



2012年7月28日土曜日

聴こえてる、ふりをしただけ(2011-051)

注:この記事は2011年8月1日に見た時のままの記事です。

2012/8/26追記あり



公開は2012年8月11日

アップリンク配給。劇場もアップリンクです。



厳しい選考を勝ち抜いた若手監督を育成し、

新作映画を制作し続ける大阪発の映画祭「CO2」=「シネアスト・オーガニゼーション・大阪」

が今年も新しい5人の才能を掘り出し、リニューアルしてやって来た!

個性豊かなCO2監督の5作品と、特別上映2作品、さらに連日のトークイベントで盛りだくさんの2週間。

インディペンデント映画の最新形を見逃すな!


http://co2-tokyo-2011.jimdo.com/



のなかから

『聴こえてる、ふりをしただけ』



をセレクト。

単純に今泉力哉監督の奥さんというか嫁さんが監督

と聞いて興味がわく。



本日より今泉力哉監督の「こっぴどいど猫」公開!



終わってる」に出てきた赤ん坊。

舞台挨拶で走り回る。(ぉぃ



個人的には舞台挨拶を上映終了後に聞いてみたかった。

キャストの紹介が監督からあったのですが誰が誰だかわからん(汗)



2011年/HD/99分/カラー/日本

監督・脚本・編集:今泉かおり

撮影:岩永洋/撮影助手:戸羽正憲 倉本光佑/助監督:波亘、増田和由

録音:根本飛鳥、宋晋瑞/録音助手:坂井晶子

美術協力:津留啓亮/メイク:寺沢ルミ/照明応援:倉本光佑、長田青海/整音:宋晋瑞/

音楽:前村晴奈

出演:野中はな、郷田芽瑠、杉木隆幸、越中亜希、矢島康美、唐戸優香里、工藤睦子

木村あづき、山口しおり、芳之内優花、橋野順平、松永明日香、諸田真実



最初に一言。

音楽ありましたっけ?



冒頭。

主人公の母が亡くなるところから話が始まります。

父からは母の形見の指輪をネックレスにしてお守りにする。

久しぶりに登校すると友達から心配される主人公。

ある日知能の遅れた子が転校してくる。



その子は一人ではトイレに行くことが出来ずに失禁してしまう。

一人でトイレに行くと幽霊が出るからと。

その時から主人公とその子が一緒になる時間が多くなり、世話を

焼くように。



いや正確には違い、母が見守ってくれている、っていう周囲からの言葉がどうも

信じられない主人公ととトイレのお化けが怖い転校生の微妙な重ね具合、

というのかな、そこが面白かった。



ある理科の授業で「脳の働き」について話を聞いていた転校生は幽霊

はいないことを悟ってしまい・・・・





この作品、ユーロスペースの大きな方の劇場で上映されたのですが満席でした。

終わったあと監督と話がしたかったのですが23:00ちょうどの終了。

後ろが使えている関係で断念しました・・・



2012/8/27 0:18追記

2回目を観てきました。

1年ぶりに見たこの作品、気がついた点を箇条書き。



サチの住む家のリビングの食卓。

どの家庭でもそうだと思うんですが家族が座る配置って同じですよね?

母がいつも料理していた様子は描かれていないが代わりにいつも支度後

はその椅子に座っていたという椅子にはエプロンがかかっている。



父は母が世話していたという花が枯れてしまうが死んだショックからうつ病(かな?)

になってしまいある日会社を早退してからは休みがちになってしまいだんだん

壊れていく様子も描かれている。



サチがあるきっかけでクラスメイトと喧嘩してしまう。

父が入院してからネックレスの件で先生に注意され形見のネックレスを川に投げ捨てるシーンがあるのだが

その投げ捨てたネックレスを喧嘩したクラスメイトが拾って謝りに・・・のシーン

これクラスメイトの演技に問題があるのかどうかわからないのですが「眼力強すぎ」

泣いている顔もとい目が怖い。







http://www.uplink.co.jp/kikoeteru/




2012年7月24日火曜日

モバイルハウスのつくりかた(2012-098)

モバイルハウスのつくりかた ユーロスペース



建てない建築家 坂口恭平



前半ではインタビュー中心でああるけど路上生活者が建てた家を見て

その感想を述べている。

材料は全部ゴミとして出されたものを使いそれで家を立てると。



家ってぐらいだから最低限電気は必要だなぁと思いなら見ていたのですが

なんとソーラーパネルをつけて、車のバッテリーを2個分。

それに蓄電し夜の電気に使うと。



その家を見てでは自分も作ってみようと。



予算は3万円。

実質の出費は2万6千円だった。

材料はホームセンターで購入。



仕入れた材料を元に1作目を作ったあと次のステップ(予算減))へ

移行しようとしたのかな?

最終的に0円ハウスを目指すと。



指導者のアドバイスのもと仕入れた材料で家を立てていく。

この様子が見ていて面白かった。



完成した家にソーラーパネルを設置して完成形。



蓄電池は12Vだけどちゃんとランプは付いたしiPhoneの充電をUSB端子

から充電する様子も。



その家はタイヤがついているので手で動かすことができとりあえず

車に積んで目的地へ。

とある駐車場に置く。

電気さえあれば近くにコンビニあるのでトイレの心配はなく

銭湯があるって言っていたかな?



公式サイトに日記がありますが家ができたのは震災前です。

でもこの家を見ていると被災者に必要なのはこういう家なんじゃ

無いかなぁと漠然に感じました。

http://www.mobilehouse-movie.com/index.html



苦役列車(2012-097)

苦役列車 渋谷TOEI



1980年代後半。19歳の北町貫多(森山未來)は日雇い労働で得た金を酒に使い果たし、

家賃も払えない生活を送っていた。

他人を避けながら孤独に暮らす貫多だったが、職場で専門学校生の日下部正二(高良健吾)と

親しくなる。

そんなある日、古本屋で働く桜井康子(前田敦子)に一目ぼれした貫多は、日下部に取り持ってもらい彼女と友達になるのだが……。






森山未來の映画はモテキ以来だが、全然雰囲気違いますね。

日下部正二がなんで日雇い現場で働くのかがわからない。

彼ならもっといい職場で働けると思うけど。

前田敦子さんの古本屋の設定はオリジナルだそうだが結構良かったかも。



主人公は本が大好きというのはたてまえかなと最初勘ぐったんですが

本当に好きだったんですね。

本が好きだからいずれは書きたいと言っています。



物語の性質上、のぞき部屋兼ピンサロの描写等があるためR15+作品となっている。



前田敦子さんののちょいエロ的描写はいくつかあって

彼女の住むアパートの老人の下の世話をする=小便の世話をする

ところはかなりリアル。



他にも海で3人で遊ぶシーンで水着ではなく下着姿で遊ぶと所とか。



結局主人公は家賃が払えず2回の引越し、ラストはなぜかパンツ一丁になってしまう。



ラストで主人公は何かを思いついたらしく何かを書き始めてラストへ。



http://www.kueki.jp/index.html



2012年7月23日月曜日

映画太郎Vol2.Jプログラム

新しい生活



出演:大沢まりを、米本来輝、椎名琴音、今村祈履、鈴木勇輝、

小澤雄志、入江崇史、藤田健彦、後藤ユウミ、芦原健介、渋谷琴美、

広江美奈



義理の息子・武志のため仕事に励む玲子だったが、男に騙され

二人の生活はどんどん危うくなっていく。

血のつながらない親子に訪れる幾多の試練、二人をつなぎとめた奇跡とは!?

ちょっと変わった新しい家族の物語。




玲子は真面目だなぁ。

男とすでに一緒に住もうという話だったのかな。

今の家を引き払い新しい住所へ行ってみると家が建っておらず

空き地だった。

男と新しい家を見に行く、もしくは男からこの家だよ

と連れて行ってもらったわけではなく、いきなりその住所

に行くという描写に不自然さが残るような?



息子さん無口だけど毎日くれる義母からの小遣いをちゃんと

貯金している。

主人公が思っているほど義理の息子を心配しなくても大丈夫だなぁ

というのがちゃんと伝わってきたかな?



知り合いの家にお世話になりながらスーパーでアルバイトするも

騙された男を見つけたので食品を男に投げつけたのが原因でスーパー

をクビに。



どん底・・・



こういう人いそうだなぁ。



ギ・あいうえおス -ずばぬけたかえうた-



コンセプトはバンドで音楽を演奏するように、映画を撮る。

だそうです。



冒頭数分で気がついたのはモノクロ調の色合いの映像で

音がなかったってこと。

逆に無音であるための「サー」という音がきになるほど



この映画で以下のことまで追求しようとしたかはわかりませんが。

映画館によっては本当に無音にできるシステム、フロアとして

THXという規格があります。

自分はそれが好きで毎週のように渋谷シアターTSUTAYAに通って

映画を見ていたのを思い出しました。



映画感想と関係なくなってしまった・・・



音無から音が入り始めこの映画で何を見せたかったかなんとなく

分かりましたがちょっと長かったかなぁと。



tarpaulin



7/28から公開される「こっぴどい猫」のその後を

描いたスピンオフ。

撮影時期7/17、18

キャスト最終確定7/16

公開7/22



ワンカット映画。



出演:平井正吾、後藤ユウミ、吉塚拓哉、阿部準也、青坂匡、前田多美、

大森靖子



監督、お疲れ様です。

映画撮影公開ってこのスピードで出来るんですね

すごい。



夫婦とその友達とで集まっている。

夫婦はまだ旅行へ行っていない。

旅行へ行く、行かないの会話劇でいつもの今泉ワールド

が展開したと思ったら旦那は外へ?

そのまま公園についた旦那は?



いつ大森靖子さんの歌が出てくるなかなぁと思ったら。

こっぴどい猫は映画祭でお披露目したことがあるみたいですが

自分はまだ見ていないので本編が楽しみです。



Twitterでいつもお世話になっている前田多美さんが

この映画に出ると聞いたときはそんな話いつできたの?と



後藤ユウミさんとやっと話できました。

自主映画が好きなんですか?という話がありましたが商業映画に

比べたら監督が見せたいものがわかりやすいという意味では

自主のほうがいいのではと。



根本的きっかけは、今泉力哉監督の作品が見たい、ってだけでMOOSICを選定

したんです。

そしたら他の監督の作品も結構面白いのがあってそれで天野千尋監督を知って

桃まつりも追いかけて。映画太郎EXTRAも。

そんなかんじです。



大森靖子さん、地方のMOOSICから六本木に駆けつけ、お疲れ様でした。

サマーセール以来ですね、と話をしたもののそれ以上話が続かないかった・・・

http://eigataro.com/index.html



2012年7月21日土曜日

映画太郎Vol2.Bプログラムの後半2本+おまけ

7/19から始まった映画太郎vol2

この日は会社の終業後速攻で六本木に向かうべく

蕨駅から電車に乗った。



度々映画ブロガーさんの間で話題になる片岡翔監督

作品を見ておかないとこれを逃したら次はいつになるか

分からないので選定。



はい、前半2本は間に合いませんでした。

2本めは5分という短編だったらしいので全部見ているのかも

しれないですが・・・



3本目

想いは壁を通り抜けて、好きな人に逢いに行く

監督:頃安祐良

出演:野田裕貴、根岸絵美、ハマカワフミエ、石橋征太郎、前野朋哉、白柳拓、山口航太



聡は塾のアルバイト講師・美由紀に恋をしている。

美由紀は毎日体のどこかにアザを作って教室にやってくる。

彼氏に暴力を振るわれているのではと疑う聡は、美由紀に告げる。

「次の模試で満点取ったら先生を助けます」と。




これ面白かった。

好きな先生のために部活より英語の勉強を優先させる主人公。

の話。



なんで先生はあざを作っているのかが最初に観客には知らされる

けど最初の時点ではまだ主人公は先生のあざの秘密は知らない。

観客が知っているあざの秘密を主人公がどのように知るかが

話の展開に組み込まれるんだけどその展開が面白い。



��本目

ヒゲとりぼん

監督:片岡翔

出演:出演:椎名琴音、小澤雄志、木村知貴、切田亮介、今野麻美



この映画太郎で初お披露目となった新作。



きっこには、物心ついた時から二人の男が視える。

ヒゲと名付けた男と、りぼんと名付けた男。

何をするわけでもなく、常にきっこの側にいる二人。

きっこは思う。こいつらは、いったい何のためにいるのだろうか。




二人の男は他人には見えないらしい。

確かに害は無い。



これげらげら爆笑しましたよ!

ネームセンス抜群ですよ。



最初にドカンと二人が下品な(?)セリフで観客を惹きつけた後

どんどん観客を笑わしてくれる。

傑作です。



-----------

この映画と直接関係ない話。

先週の日曜日にSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012に行きました。

チチを撮りに」に木村知貴さんがちょっと出ているんですが

木村知貴さんと以前からTwitterでつながっていました。



この日はこの映画祭の後池袋シネマ・ロサに行って短篇集

≠小宮一葉さんの「降霊」を見ることは決めてあったのですが

前日に木村知貴さんが自身が出演している作品の宣伝ツイートを

してました。

その宣伝ツイートと自分の予定が一致。

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012で初めて顔合わせしました。



映画太郎Bプロのもう一つの目的は片岡姉弟に会うこと

こちらも無事達成!



Twitterってすごいですね。



2012年7月18日水曜日

SEX&禅(2012-092)

SEX&禅 シネマート新宿



香港では興行収入がアバターを超えたらしい。

ただし1日のみ。



元AV女優の原紗央莉さんと周防ゆきこさんがこの映画に

出演というニュースが有ったのは2011年のこと。

その映画が日本に上陸。

香港での公開日は2011/4/14~



ちなみに1966年にも作られているみたいなので

リメイクってことになるのでしょうか?



前半はSEXのオンパレードで下手な官能映画より数倍

多い。



性技を極めたい主人公は禅と陰陽道により性の道を極める“極楽老人”の弟子と

弟子入りを申し出る。



条件として絶世楼”に隠された皇帝の免罪符である“丹書鉄券”を盗めと。



これがきっかけで怒涛の性戦が繰り広げられることに、ってアホか。



中国圏ではこんなのが受けたらしい。



ピンク映画初出演の作品やサイン会で見せた周防ゆきこさんの表情はこの映画では

見ることができませんしエロよりグロ多しだし。

重いし。暗い。



おすすめは出来ない。



http://www.sexandzen.jp/



7/15周防ゆきこさんのサイン会に参加

池島ゆたか監督118本目の新作『夕凪のスカイツリー』

��公開タイトル『ホテトル嬢 悦楽とろけ乳』)。

上野オークラ劇場



だんだんピンク映画率が高くなってきた・・・



映画の内容や感想ついては省略することにして(爆)

トークショーが盛り上がった!

なんでも彼女はピンク映画初出演だそう。

つまりSEX&禅の映画を2011年4月に韓国で公開し

2012年3月に今回のピンク映画を撮り、7/13に

上野オークラ劇場で「ホテトル嬢 悦楽とろけ乳」

として公開され、7/14に3D SEX&禅の公開



という流れかな。



それにしてもこの映画の彼女は素なのかな?

トークショー、サイン会でも会場の空気が癒され

てました。



特にサインして欲しいものというのは持っていなかったので

上野オークラ劇場のプログラムにサインしてもらいました。



242c7532.jpg






SEX&禅の感想は次の記事にて。

と言っても実は書けるかどうか心配・・・



だってエロよりグロが強かったので・・・



2012年7月17日火曜日

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012 短編コンペティション部門の2

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012

短編コンペティション部門の2



HOME(2012-089)

母の死から四ヶ月。

父の恵介は思い出を片付けようとし、娘の真衣は思い出の中に自分の居場所を見出していた。

心の痛みは同じはずなのに、すれ違ってゆく二人。

再び父娘は絆を取り戻すことができるのか?




監督:佐々木洸介、岩佐恵



出演:西平風香、岸田真弥、鈴木一衣、岩佐恵、上野葉子






母の死。

自分はまだ経験ないのでなんとも言えませんが

死因によっても考え方は変わってくるような?

死因は観客には最初は明らかにされていないですが

母が手紙を残していたことが物語の展開から明らかになり

娘の考え方が変わっていった描写が良かったかな?



恋する小説家(2012-090)



ミステリー作家志望の辰夫は才能がない。

新作の原稿もゴミ箱に捨てた。

がその夜、「私はあんたの小説の主人公。あんたの小説を救いにきたの」

という女子高生が現れる。

ラブリィポップなSFハートフルコメディ!




監督:上田慎一郎



出演:堀内紀臣、橋本柚稀、岡本裕輝、葛上昇悟、山崎智恵、細井学、桜井夏美、森了蔵





このプログラムを選定した理由がこの映画に出演している山崎智恵さんのブログ

で告知があって選定。



山崎智恵さんとは震災直後の山田篤宏監督が企画されたというOFFで知り合いました。

彼女は映画では主人公の彼女役です。



これ、面白かった!

漫画、小説などで描いた人物が実際に出てくる、ろいうところまでは

よくあることだと思いましたがそこから先が新しく、そしてかなり古い。



なんと登場人物が作者に注文するんですね。

設定の骨格が甘いというところから注文が入ります。



最初の基本骨格は女子高生が主人公で探偵



そして小説が完成するわけで。



監督に宮沢賢治さんの「注文の多い料理店」の話を引き合いに出したのですが

監督はその小説を読んだことがないという事だったので2度びっくり。





煙の薫(2012-091)

タバコの吸殻を拾い集めている女子高生の莉緒。

それは密かに恋心を抱いていた同級生の庄司が捨てた吸殻だった。

しかしそのタバコの吸殻が、親に見つかってしまい…。

多感な少女の感情を、丁寧に描いた作品。




監督:岡元雄作



出演:成澤優子、加納克範、久藤今日子、宇野正剛、尾崎愛、高木公介、葛上昇悟、齋藤徳一






これ、わかるわぁ、と妙に納得した作品。

同級生の日々のパーツがたまたまタバコの吸殻だったわけで。



監督の挨拶の中で当初男子生徒のガムの捨てたのを拾って噛むだったそうで。

ただそれだと余りにも気持ち悪いので未成年が起こしそうな題材のタバコ

に変更したとのこと。



これら3作品はどれも監督たちが見せたい、表現したいことがちゃんと全面に出てきて

わかり易かったです。



先の記事「チチを撮りに」と短編2しか自分は都合により見ることができませんでした。

映画祭は7/22まで。

川口が近い方はぜひ。

http://www.skipcity-dcf.jp/



2012年7月16日月曜日

チチを撮りに(2012-088)

見た日2012/7/15 映画公開日2013/2/16 新宿武蔵野館で公開。



SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012

チチを撮りに SKIPシティ



7/22 14:22追記

7/22授賞式が行われた模様。

監督賞とSKIPシティアワードW受賞だそうです。

おめでとうございます。


全国5館以上で上映が行われることになったそうです。

今日SKIPシティ行けばよかったかな



とある町。東村呼春(松原菜野花)は17才の高校生。

フリーターの姉・葉月(柳英里紗)と母・佐和(渡辺真起子)との三人暮らし。

父の正高は14年前、新しい女性とともに家を出たきりだ。



ある日の夕食時。突然、佐和が言い出した。



「末期ガンでもう駄目なんだって。あんた達会ってくれば」

そして買ってきたカメラを娘二人に渡し、

「あのひとの顔、撮ってきてくれない?見たいの」

翌日。母に見送られながら娘達は父の入院する病院へと小さな旅に出る。



列車の中。

父親の記憶が全然ない呼春は葉月(に思い出を聞いたりしながら

久方ぶりに逢う父親に思いをめぐらせる。






あらすじを読んでチチを撮るってこういうことだったのか!と。

この発想はすごい。



チチといえば「おっぱい」のことを連想しやすいがもちろん

それを触るな!というシーンが有ったりします。



母の頼みごと旅行中にチチがなくなり、母の頼みごと(の本音部分?)は

達成されなかったのかな?



吉田良子監督の「惑星のかけら」を見て以来、Twitterで吉田良子監督と

柳英里紗さんをフォローしています。

ある日柳英里紗さんが妹です。と松原菜野花さんを紹介してきたので

松原菜野花さんもフォロー。

彼女は当時まだ中学生で義務教育卒業していませんでした。



柳英里紗さんの根っからのファンであれば松原菜野花さんが妹でないことは

わかっていたことでしょう。

自分はそこまで追いかける気力はなかったのでふーんそうなんだ、程度

の反応。



今回の映画を見て、やっとその意味が分かりました。



中野量太監督はまず初対面の二人に対して姉妹にするべく以下の作業?を

行ったと。



最初の打ち合わせで中野監督に「これからお母さんに会いに行くから2人でお母さんに

誕生日プレゼントを買って、プリクラを撮ってくること」と



家族にする作業は皆で餃子を作る、だったそうで。



これ、すげー。

舞台挨拶でこんなことが聞けるとは!

また渡辺真起子さんを母にするべく作業とかも聞いていて面白かった。





http://www.skipcity-dcf.jp/



公式サイト

http://chichitori.com/



2012年7月10日火曜日

池田千尋監督特集上映 温泉兄妹 とんねるらんでぶー 重なり連なる

池田千尋監督特集上映 オーディトリウム渋谷

池田千尋監督特集上映の7/9を選定。

http://qult.jp/IC/



上映されたのは

温泉兄妹

とんねるらんでぶー

重なり連なるの3本



温泉兄妹(2012-085)

温泉兄妹はテレビ静岡製作のドキュメンタリードラマ『Life Again~再生~』内で

放送された作品。

映画館で上映は初めてとのこと。





一般のかたも写真撮影OKという事だったので

写真を。



4cb53b10.jpg






小澤雄志さん(左)

池田千尋監督(中央)

関口崇則さん(右)

この日は妹役の佐津川愛美さんは仕事の都合で舞台挨拶は欠席。



兄兄妹という兄妹3人が幼い頃一緒に行った温泉に妹が誘ったのだが兄2人はあまり

乗り気じゃなかった模様。

挙句の果てに兄弟が喧嘩し始めてしまい、妹が止めに入ったら帽子が温泉に落ちてしまった・・・

そして兄弟は帽子を手元に引き寄せようとするがうまくいかない。

温泉の支配人の方がせっかくいらしているのですから温泉に入ってはいかがですか?と。



最終的に3人一緒に温泉に入ってめでたしめでたし。





とんねるらんでぶー(2012-086)

浜松市北区三ヶ日町を舞台に、夢からほど遠い現実に苛立つ女子高生を描く短編映画。

地域発信型映画というらしい。



主演は吉永淳さんで直近だとあぜ道のダンディに出演。

自分の記憶だとリアル鬼ごっこ2なのだが。



トンネルの向こう側に何が有るかってのはよく有りそうな題材だなぁ

と。

映画の中で着ぐるみが出てきます。

この着ぐるみは実際に使っているそうな。



http://tunnel-rendezvous.laff.jp/





重なり連なる(2012-087)

舞台は潰れかけの洋品店。

音楽の道を夢見て東京へ上京した「清にい」。

実家の洋品店に残り、経営の厳しい店を見守り続けてきた「春子」。

父親が亡くなり、清にいは店を継ぐ、と伝えるために埼玉に戻ってくるがー。



春子を演じるのは「ひねくれてもポップ」の北村美岬



映画内容と関係ないところに意識が行ってしまった作品。

どういうことかというと時期は夏で扇風機が回っている。

その扇風機に意識が行ってしまいまして。

あの型ってサンヨー?

確か30数年前の扇風機でそれだけの年数使用していると発煙の恐れがある

ってニュースになったやつかな?

修理不能だからリコールできないと。

http://www.meti.go.jp/product_safety/recall/file/070825-1.html

 



映画のほうは兄が戻ってくるが妹の強い反発?により撃退する

話かな?

兄は好き勝手やってきた感じがちゃんと出ていたような?



http://qult.jp/kasanaritsuranaru/



図書館戦争 革命のつばさ(2012-084)

図書館戦争 革命のつばさ MOVIXさいたま

『図書館戦争』(としょかんせんそう)シリーズは、アスキー・メディアワークスより出版されている

有川浩の小説。



原作は未見。

それの映画化。



時は西暦2019年(正化31年)、公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる

「メディア良化法」(実質上の検閲の合法化)が施行された世界。

強権的かつ超法規的にメディア良化法を運用する「メディア良化委員会」とその実行組織

「良化特務機関(メディア良化隊)」の言論弾圧に唯一対抗できる存在が図書館だった。

かくして図書館は表現の自由を守るために武装し、良化特務機関との永きに渡る抗争に突入することになる。



図書館法(正式名称:図書館の自由に関する宣言法)

これは実際に存在する法律みたいですね。



つまり、「メディア良化法」と「図書館法」も国が定めた法律ってことなのかな?

それらが戦っているてのもわけわからんが。



それらを踏まえたうえであらすじ

日本を揺るがすテロ事件が勃発する中、デートの最中だった笠原郁と堂上篤に緊急招集がかかった。

新たな任務は、小説家・当麻蔵人の身辺警護。

テロの手口に小説の内容が酷似しているとして、メディア良化委員会は作家狩りを始めたのだ。

法廷闘争が始まる中、郁たち図書特殊部隊は判決まで当麻を守りきらなければならない。

図書隊と良化隊の衝突が激化する中、重傷を負ってしまう堂上。

動揺する郁に、堂上は任務の遂行を託す。郁は当麻を守り、表現の自由を守ることが出来るのか!?

��--そして郁と堂上とのもどかしい恋の結末は!?




物語の冒頭でもこの世界の説明はあるものの「あれ?」とおもう箇所が結構あった。

その中でも特におかしいと思ったのはすでに販売している図書に検閣が入って問題となる

本が押収されていくくだり。



「メディア良化法」は法律なのに書店に並ぶのはおかしいだろとか

つまり本屋とかに流通する前に引っかかるだろ?という疑問が先に来てしまった。



テロ事件が発生。

原発を破壊って随分また安直な・・・

その方法が当麻蔵人が書いた本に似ていたという理由から捕まえようとするが

それを図書隊の主人公たちが阻止しようという話。



世界観は原作読めばいいらしいがTV版や今回の映画だけ見ても分からない

らしい。



新宿の紀伊國書店が出てくる当たりちょっとニヤリとできたり

アクションは見ていて面白かった。



http://www.kadokawa.co.jp/toshokan-sensou/movie/



母のスマホをHISモバイルにMNPした。(日本通信とのオプションで値段の違いが!)

 2020/12/9に自分がイオンモバイルから日本通信にMNPしてほぼ10ヶ月 先日父に日本通信の話をしたところよし乗り換えよう!って乗り気になってくれた。 そして9/11にワイモバイルから日本通信にMNPした。 母には日本通信の他HISモバイルを見せたところHISモバイルにした...