2012年5月29日火曜日

レンタネコ(2012-072)

レンタネコ MOVIXさいたま



都会の片隅の一軒家に暮らすサヨコ。

隣に住む謎のおばさんの言動に悩まされながらも、

今は亡き祖母の仏壇を1人で守っている。

昔から家族も友達もいなかったが、不思議と寂しくない。

なぜか猫に好かれやすい体質らしく、昔から家にたくさんの猫が住み着いていたからだ。

しかし、このままではいけない。

ある日、ふとそう思ったサヨコは、リヤカーに猫を乗せ、寂しい人に猫を貸す

「レンタネコ屋」として町に出た。





『かもめ食堂』『めがね』の荻上直子監督作。

かもめ食堂同様ゆったり感がいい。

レンタネコする人物は3人。



1人目は老婦。(草村礼子)

この老婦は以前猫を飼っていたがもう歳なので新しい猫が変えないので

猫をレンタルして飼うことにしたいと。



2人目はサラリーマン(光石研)

単身赴任中で家に帰るまでの期間でレンタルしたいと。



3人めはレンタカーの女店長(山田真歩)

待ち人現れるまでレンタルしたいと。



彼ら3人とも心の穴を持っていてそれを猫で埋めようと。

心の穴と並行してもう一つ穴が有ったのは面白かった。

老婦の作るゼリーの穴は強引だろ?と思ったが

サラリーマンの靴下の穴、レンタカー屋のドーナつの穴

は良かった。



ただそこから先の展開が乏しかった。

心の穴を埋める。つまり猫がどのように飼い主と関わって

どう心の穴を塞ぐのかは全くというほど描かれていない。

そこが観たかったのに。



そういえばこんなの有ったなぁ。

ココロの隙間お埋めします 喪黒福造



http://rentaneko.com/



彼女について知ることのすべて(2012-071)

彼女について知ることのすべて ユーロスペース1



平凡な教職員の鵜川は、同僚の美千代との結婚を漠然と考えていた。

そんな時、美千代の学生時代の後輩、メイが鵜川の前に現れる。

美千代は露骨に嫌悪感をあらわにするが、鵜川は興味本位から美千代と

正反対の性格のメイに惹かれ始める。

次第にメイに溺れていく鵜川。

ある日、メイの恋人だと言う粗暴な男、真山が現れる。

出所したての昔の男に束縛されるメイと鵜川。

そんな二人はやがて破滅へと追いやられていく。





ある日鵜川の学校に弁護士が訪れる。

6年前の夏の出来事を話して欲しいと弁護士。

その話の内容が過去の出来事として回想形式で展開していく。



美千代と鵜川は学校の教員で同僚。



有るきっかけでメイのマンションに上がることになった鵜川は一夜を

共にしてしまう。

そこからまぁ狂っていくわけですが。

一箇所とんでもないミスを見つけたような?

それは一晩過ごしての朝6時頃、今日は学校のテストだというので

Yシャツとネクタイで身支度をしたのにもかかわらず彼女のマンションを

あとにする服装は普段着だったこと。




上記の件、自分の勘違いのようです。

別の日だそうです。



あれ?と思ってしまった。

彼女の彼氏だという人物の態度が本当にチンピラらしく見ていて

結構苛ついた。



とにかくこの男がしつこい。





そして「いま」なんで彼女が服役中だったのか明らかになり・・・



笹峯愛さんの濡れ場は主人公と数回、チンピラと1回ありますよ。



http://www.kanojoni.com/



2012年5月24日木曜日

楽天に引き続きアメブロまでがTB削除

つい数ヶ月前楽天のブログがTB機能を廃止というアナウンスされ

受け取ったTBまで削除され使っていたユーザは愕然としたに違いない。



今回5/20にアメブロもTB機能関係を停止。

結果楽天と同じように受け取ったTBは削除されてしまったようです。



Vol.604.アメブロのトラックバックはどこに消えた?





ブログはどこへ向かうのでしょう・・・・



2012年5月21日月曜日

宇宙兄弟(2012-070)

宇宙兄弟 ユナイテッド・シネマ浦和



週刊モーニングに連載中の小山宙哉のベストセラーコミックを実写映画化。

幼い頃に宇宙飛行士になることを誓い合った兄弟、弟は夢を叶えたが兄は諸事情で挫折していた。

しかし弟が月に行くことになったのをキッカケに兄は再び宇宙飛行士への道を目指し始める…





原作は読んだ事無いですが週刊少年マガジンにも同様の漫画が連載されているのを

読んでそれを連想してました。



時は2025年、つまりそんなに遠くない未来のお話。

南波日々人(岡田将生)はNASAの宇宙飛行士として、日本人として初めて月面に降り立とうとしていた。

一方幼い頃、共に宇宙飛行士になろうと約束した兄・六太(小栗旬)は些細なことで上司と揉め事を起こし

首になる。



どういうわけかそのタイミングでJAXAから宇宙飛行士採用試験の書類審査にパスしたという旨の

手紙が届く。

仕掛けたのは弟の日々人だった。



なんかすごい都合がいいなぁと思ってしまった展開。



兄弟が宇宙飛行士になろうと思ったきっかけはUFOを見たから。

その時の会話は録音していたらしい。

いつも録音していたのかなぁ?



さて録音はカセットテープにされていたのだが・・・・

2025年が現代として描かれている。

主人公は31歳。

小学生だとすると2025-20で2005年。

2005年はすでにカセットテープに録音とかしていないと思うけど。

当時の録音媒体何でしたっけ?




3次試験まで通過した主人公たちは宇宙センターの閉鎖環境ボックスで10日間の

訓練を行うのだが・・・。



ここからは訓練の様子と月にいる日々人の様子が交互に描かれ行く。

そして日々人の乗った自動車が巨大なクレーターに転落して消息がつかめなくなる。

六太にはこの事実が伝えられ、途中で試験を抜けても良い旨が伝えられるが途中で

抜けても月にいる日々人は助けられないという旨の話を試験官にし訓練の続行を希望する。



すごいなぁ。

自分だったら何ヶ月も悩んでいそうだ。



なかなか良かったと思います。



http://www.spacebrothers-movie.com/index.html



ヴァージン(2012-069)

くちばっか

福島県出身の今泉力哉監督ならでは切り口での描く青春ラプソディ。

「信じて、という彼。大丈夫、という私。」

2012年3月11日。高校2年生の中村翠(佐藤睦)は、以前、姉の二葉(川村ゆきえ)に告白してふられた、

同級生の市川(田村健太郎)とつきあっている。

いまだに市川が姉のことを好きかもしれないという思いと、自分が処女である不安、

また漠然とした不謹慎な気持ちを抱えながら、市川の誕生日でもあるこの日、

中村はセックスしようと試みる。あえて、二葉の部屋で。




現代は高校を卒業するまでに半数以上の女子が処女を捨てるらしい。

女子が男子に好きと告白しセックスするタイミングはその相手の誕生日

もしくはバレンタインデーってのは定番なんだろうか?



セックスするために脱ぐのは恥ずかしいからとじゃんけんで負けたら脱ぐという。つまり野球拳

をはじめるってのは面白かった。





ゴージャス・プリンセス!



「アワ・ブリーフ・エタニティ/OUR BRIEF ETERNITY」の福島拓哉監督が描くハイテンション

感動ラブコメディ。

ブスで卑屈なアズサ(大崎由希)とモテキャラのリエ(梅田絵理子)の売れない女芸人コンビ

「ゴージャス・プリンセス!」。

アズサはOL、リエはキャバ嬢として生計を立て成功を夢見ている。

そんなある日会社の同僚がアズサにまさかの告白!

さらにライブ中にリエに処女だとばらされ大喧嘩!突如揺れまくるアズサの日常。

果たして彼女の運命は?




芸中に処女がバレて動揺って。

同僚の告白を受け入れてそれがセックスに結びつくのが単調という感じが。

でも行為中に思いついたネタをノートに書いていくのは面白かった。

だって行為が中断するんだもん。

結果的にこのネタが成功するお話なんだけどなんか主人公の成長が

40分に詰まっている感じだった。



ふかくこの性を愛すべし



「UNDERWATER LOVE ~おんなの河童~」で注目の正木佐和と

「家族X」吉田光希のタッグで新境地に挑戦。

薬剤師として働く和代(正木佐和)は、三十五年間、堅実に静かに暮らしてきた。

何かに感情や肉体を突き動かされることは決して無く、繰り返される毎日を淡々と過ごしていた。

そんな和代の前にある日、高校生の少年・遼(俊太郎)が暴力的に現われる。

それは和代にとって忘我の瞬間であった。

出会わなければよかった、なんて決して思わない。

狂おしく、誰かのことを想って止まない日々があるなんて知らなかった。




Twitterではこの作品がいちばんというのをよく見かけた。



男子生徒にバスで痴漢され性に目覚める主人公。

後日主人公はその男子生徒とセックスするんだけど

結果的に後悔したような感じだった。

かわいそうに見えた。



個人的に3作の中で1番を決めるならゴージャス・プリンセス!かな?





http://ameblo.jp/2012virgin/




2012年5月19日土曜日

ポテチ(2012-068)

ポテチ MOVIXさいたま



宮城県仙台市、生まれた年も日にちも一緒の2人は成長した後、

片方はプロ野球の人気選手、もう片方は空き巣というまったく異なる人生を歩んでいた。

ある日、空き巣をなりわいとする今村(濱田岳)が恋人の若葉(木村文乃)と共に、

地元のプロ野球選手(阿部亮平)の家に盗みに入っるが、今村は一向に仕事を開始するそぶりを見せない。

すると部屋に女性から電話がかかってきて……。





原作「ポテチ」は「フィッシュストーリー」の中の一編



物語の冒頭では親分と主人公が本業で作業中に家に電話がかかってくる

その留守電に今から飛び降りて死んでやる!と。

その留守電が気になって折り返しコールバックをし助けたのが主人公の

彼女。



手渡すポテチの味を間違えたことで怒る?シーンがあって

間違えたから交換しようとすると「食べてみたら結構いけるかも」と。

そこで主人公が泣き出すのだが・・・

原作読んでいればわかるらしいこのシーンの真意が自分には分からなかった・・・



ポテチ以外にも重要なワードが



健康診断

野球の尾崎選手

同じ生年月日

同じ病院



これらのワードが揃った時

ああそういうことかと。



かなり濃い68分だと思います。



http://potechi-movie.jp/



隣る人(2012-067)

隣る人 ポレポレ東中野



一緒にごはんを食べ、お手伝いをして、遊んで、絵本を読んでもらう

時には怒って凹んで泣いたって、同じ布団で寝れば同じ朝がくる

壊れた絆を取り戻そうと懸命に生きる人々の、平凡だけど大切な日々の暮らし





これって重要だよね。

この映画ではいろいろな事情を抱え、一緒に親と暮らせない

子供たちが親代わりの保育士と生活を共にしているという。



ムツミとマリナを中心に日常をビデオカメラに収めていきそれを

85分の映画にしたのがこの作品。



その子供たちと保育士たちが隣合う、ということが映画のタイトルに。







映画の内容よりトークのほうに興味を持ったような感じだった。

この手のモノを公開ってことは本人や関係者に許可を得ないといけない。

撮影や編集が終わってもそこからが問題だと。

どういうことがNGで何がOKなのかが分からないけど・・・

今はダメだけど本人が成人したらOKなんて例も出てくるかもしれないですね。



そういうことが理由だと思うけどなんで一緒に暮らせないのかの核心には

触れていなかった。

http://www.tonaru-hito.com/



2012年5月15日火曜日

囚われの淫獣(2012-066)

ピンク映画大賞なるものが有ったのね。

http://www.excite.co.jp/News/cinema/20120514/CinemaToday_N0041735.html

http://www.ginzanews.com/headline/8414/





その中から4位の囚われの淫獣の予告動画がyoutubeにアップされていたのを

たまたま見つけてこりゃ面白そうだと銀座シネパトスへ。



ピンク映画館の老舗上野オークラ劇場が舞台になっている。

行ったことのある人しかわからないがついこないだ新館がオープンし

旧館は封鎖された。



自分はミニシアター中心で邦画中心で年100本以上見るがそれでも上野オークラ劇場

は1回しか使ったこと無い。



そして今年2012年になって初めてのピンク映画の鑑賞となった。



赤い布で覆われた暗い部屋で、操り人形が突如動き出す。

「さあ、映画を始めよう!」と、ピンク映画について語り始める。

スクリーンにはホテルの一室で男と絡むサオリの姿が映し出された。

閉鎖された劇場のロビーで目を覚ます5人。

女性客・ユリコ、従業員・アケミ、男性客・タナカ、スズキ、ヤマダ。

記憶は喪失し、なぜここにいるのか誰も理由を知らなかった。

やがてユリコとスズキが隣に移動した新館へ映画を見に来たことを思い出す。






ドアを壊して外に出ようとしたら映画館の場内から出たことになって

再びロビーに・・・・というのはうまい。

これだけでもうストーリーがどう展開していくのか気になってくる。



人形が一人ひとりなんで映画を見るのだと問う。

完全に個人面談形式。

これまじで怖い。



この面談によって元の世界に戻れるか否かという話の展開みたいだった。

スクリーンの向こうに行ってセックスするとか。

こっちではこっちでも同様に。



結局のところ夢オチという展開なのだが5人が同じ体験をし

実際にセックスしたし、殺人事件、自殺未遂もあった。・・・・と。



面白かった!



夢オチは結構他の映画で有りそうだけど。



2012年5月12日土曜日

映画太郎EXTRA2012PREMIUM II(2012-064-065)

映画太郎EXTRA2012PREMIUM II



天野千尋監督の最新作が観たいというのがいちばんの理由。

またMOOSIC LABの天野千尋監督「恋はパレードのように」の主演の清瀬やえこ

さんが主演を務めた勝又悠監督の最新作も。



制服哲学(2012-064)



よく分からなかった

制服フェチの人なら楽しめるのかなぁ。

3月頃清瀬やえこさんがTwitterで勝又悠監督の新作撮ります。

って言っていた。

海でのシーン。

海水に足を入れるにはまだ季節は早い。

映像からは寒さは伝わって来なかったから

成功していると思うのですが・・・・



6月に勝又悠監督の最新作が2本公開されるようですが

自分に合わないような気が・・・(汗)





ゆく人、くる人(2012-065)



三途の川まで来た男女20数人。

彼らは死んでしまったらしい。

集められた人に係の人から説明が。



修学旅行のような起床は何時、食事は何時から。

あとは自由時間とか。



死んだのに食事?

川を渡れば本当に死んでしまうとかの言及は無かったけど

普通におなかはすくし性欲も有るらしい。

そういう着目点は面白い。



キャストは22人で1名を除きワークショップに応募してきた

人を全員採用し、今回の作品ができたとのこと。

すごい頭のいい監督かも!

面白かったし。



http://eigataro.com/



2012年5月8日火曜日

映画太郎EXTRA2012 Bプログラム(2012-062-063)

善人(2012-062)



旦那が失踪中の主婦…その家に謎の女が乞食を連れてやって来た。

女「あなたの旦那さんです!」主婦「違います!」女「そんなはずはありません」

主婦「この人は私の旦那ではありません!」

そして始まる永遠に繰り返される不条理劇。





変な話。

それにしてもドリフターズの8時だよ全員集合!

のセットそのものだった。



青すぎたギルティー(2012-063)

ザ・ギルティーズはなぜ解散してしまったのか?

不世出のロックバンドの軌跡を、彼らが残した、たった一枚のアルバム全12曲分のエピソードで辿る。

波瀾万丈をポップに描き、絶望の先の疾走感を模索する。






バンドとかに興味ないと面白くなんだろうなぁ。

自分がまさにそれだった。



CDのトラックが1つづつのエピソードになっていてだんだんそのバンドが

崩壊していく様を描く。



曲は出てこない。

http://eigataro.com/



2012年5月7日月曜日

アイドルイズデッド(2012-061)

アイドルイズデッド



BiSというグループが

主演の映画。



このグループのことは知らなかったがMOOSICのコンセプト

の作品としてはいちばんかもと思った。

実はMOOSIC Dプログラムを全作品観てからそれを書くべきなのだが

都合によりDプログラム2作品は観ることができなかった・・・・


今日はMOOSIC LABの東京最終日。



物語の冒頭ではアイドルと普通の歌手?の格差?の言葉の

論争がついに実際の喧嘩に発展しついに3人を殺してしまう。



そして当事者2人はもう1人を呼んで3人のかわりにアイドルとして活動をし始める

というストーリーでいいのかなぁ。

殺しちゃった代わりに出ないとバレちゃうよ、ってのは安直すぎるのだが。



アイドルも戦国時代。

本気でやらないと、やられちゃうよ、てところを喧嘩と人殺しで表現するという

かなりアブナイ感じの作品でした。



2012年5月6日日曜日

映画太郎EXTRA2012 Eプログラム(2012-059-060)

映画太郎EXTRA2012 Eプログラムテアトル新宿



TUESDAYGIRL(2012-059)



結婚を控える関口は「結婚するときは伝える」と約束した元彼女に報告に向かう。

一方リストラされたことを彼女に伝えられないでいる木村は彼女から別れたいと

言われる。






まぁ早い話二人が今の出来事等を正直に告白した結果の顛末を描いた作品。

笑いへのもって行き方に期待した結果期待通りだった。

相変わらずBGMが無い。



ノラ(2012-060)



山中を逃走する謎の少年幸雄は、その最中軽トラックに轢かれて

意識を失う。

それを運転していた男繁は倒れていたお前を助けた。船の修繕を手伝ってほしい

と話を持ちかける。




染谷将太さん主演。約3年ほど前に撮影された作品だそう。

彼ってこの時からこんなに存在感有ったんだ!と驚いた。

彼は足を怪我していて普通に歩けないのだがそれをうまい具合に

演じていて関心した。



物語が進むにつれなんで足をけがしているのか。

なんで逃走しているのかが明らかに。



これ物語もよくできてます。

5/6の映画太郎EXTRA2012 Fプログラムの「正しく忘れる」も染谷将太さん

出演。



http://eigataro.com/



母のスマホをHISモバイルにMNPした。(日本通信とのオプションで値段の違いが!)

 2020/12/9に自分がイオンモバイルから日本通信にMNPしてほぼ10ヶ月 先日父に日本通信の話をしたところよし乗り換えよう!って乗り気になってくれた。 そして9/11にワイモバイルから日本通信にMNPした。 母には日本通信の他HISモバイルを見せたところHISモバイルにした...