2012年10月30日火曜日

くろねこルーシー(2012-129)

くろねこルーシー シネマート新宿



イヌゴエ、ネコナデ、幼獣マメシバ、ねこタクシー、犬飼さんちの犬

に続くシリーズ6弾。(シリーズだったんですね!)



それの映画版を鑑賞。



脱サラしてショッピングモールの一角で占い師を始めた鴨志田(塚地武雅)は

一向に客がつかず生活に困っていた。

妻(安めぐみ)にも別居を言い渡され、息子(村山謙太)もなかなか彼に

懐いてくれない。

そんなある日、迷信深くて黒猫嫌いの鴨志田は、アパートの前に放置されて

いた2匹の小さな黒猫たちを、カラスの襲撃から守るべく、やむなく部屋に

入れることに。




公式サイトを見てあれ?と思った。

映画版の時代の後がTV版なのか。

そういえば自宅の電話機が黒電話だったなぁ。



要は売れない占い師が黒猫がきっかけでうまくいきだす

というもので特に大きな事件等が起きるわけでもなくほのぼの系でした。



特段書くことがない。

猫好きなら是非。



http://www.kuroneko-lucy.info/movie/index.html



ペンギン夫婦のつくりかた(2012-128)

ペンギン夫婦のつくりかた ユナイテッド・シネマ浦和



石垣島でラー油を売る「ペンギン夫婦」

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20100901/216071/?rt=nocnt



ペンギン夫婦がつくった石垣島ラー油のはなしが原作。



フリーライターの歩美(小池栄子)は、中国で出会ったカメラマン

ギョウコウ(ワン・チュアンイー)と結婚するが、夫の会社がつぶれ失業してしまう。

気晴らしに石垣島を訪れた二人は、美しい自然と温かな人情、そしておいしい

食材に魅了され、移住を決意。

人脈も職のアテもない中、二人は共通の趣味である食を生かし、地元の食材を

用いた新しいラー油を作ろうとするが……。







以前から石垣島に行ってみたかった歩美は夫と一緒に石垣島に。

その島が気に入ったので移住することに決めたのだが。



冒頭では帰化申請を行うための面談が行われているのだが

その面談にはある裏が有った。



・・・ってのはいいんだけどなんで「麻薬(とは言ってないが多分それだよね)」

の調査が。



この映画に、わざわざそういう笑いを取る必要があるのだろうか?

自分の場合かなりしらけたんだけど。



いわゆる食べるラー油が流行ったのは2年くらい前でしたっけ?

それの前の食品らしい。



それをフリーマーケットに出すために調合に手間取る歩美。

しかも全然売れなかった。

でも東京の友達に送りつけたらあたってしまったと。



ギョウコウは歩美に帰化申請をしたいと申し出る。

これが面談のきっかけらしい。



http://www.penguinfufu.jp/



2012年10月29日月曜日

希望の国(2012-127)

希望の国 MOVIXさいたま



酪農を営む小野泰彦は、妻・智恵子と息子・洋一、その妻・いずみと

満ち足りた日々を送っていた。

あの日が来るまでは。

長島県東方沖を襲ったマグニチュード8.3の地震と、それに続く原発事故は、

人々の生活をたちまち一変させる。

地震に伴う津波も発生。




ストーリーの基本は上記の通り



近未来のお話でもしも福島原発事故後政府が何も対策していなかったら?

もしくはパラレルワールド的な感じかな?



ただ地震が起きた時原発の心配をするあたりそれを意識し過ぎた

展開が気になった。

→地震直後の小野泰彦演じる夏八木 勲のあの行動、セリフは要らないような

気がする。



小野智恵子演じる大谷直子は認知症。

→園子温監督の母が認知症だとNHKのこの映画のドキュメンタリー

で語っていた。



20キロ圏内、圏外を明確に仕切った政府の行動もいかにも物語的な印象。



小野泰彦の息子小野洋一に村上 淳、妻は小野いずみ演じる神楽坂 恵

ふたりは父の命令で自主避難する。

妻は妊娠発覚後放射能恐怖症となり防護服を着込んだり家の部屋に風などが

一切入らないようにする。

見ていてちょっと怖くなった。



最初は20キロ内で避難区域でなかった小野家も避難対象となるが

頑固としてそれを受け入れない小野泰彦。



鈴木ミツル演じる清水 優とヨーコ演じる梶原ひかりは避難生活を

しているがこっそり避難所から出て津波で流された両親を探すのだが

その時に現れた小さい子は何だったのだろう。

ビートルズのレコードを探しているって?



上記のように夫婦仲やカップルの会話、行動で物語が展開しそれぞれの

出演者の接点は一応あるがそれぞれのパート単位で見ていっても

大丈夫な印象。



ただそれぞれの出来事、行動等がいかにも芝居的、物語的

に展開していくのでそれにツッコミを入れてしまうとダメかも。



NHKでやっていた「園子温と大震災」を見て考えさせられたという

人は観に行くと考えるだろうけどこの映画を見ても「考えさせられる」

とは自分は思わなかった。

ドキュメンタリー的構成を意図的に排除した作りだからかもしれない。



http://www.kibounokuni.jp/index.html



2012年10月23日火曜日

宇宙刑事ギャバン THE MOVE(2012-126)

宇宙刑事ギャバン THE MOVE 新宿バルト9



1980年代に「メタルヒーロー」シリーズ第1弾としてテレビ放映され人気を博した

「宇宙刑事ギャバン」が復活し、ギャバンのコードネームを継承した刑事の活躍を描く

アクション。

2代目ギャバンが、初代ギャバンに倒された首領ドン・ホラーを復活させようと

地球へやって来た宇宙犯罪組織マクーの残党との戦いに挑む。




火星へ飛び立った宇宙飛行士の十文字撃(石垣佑磨)だったが、仲間の大熊遠矢

��永岡卓也)と共に遭難。

1年後、宇宙物理学研究開発機構を宇宙犯罪組織マクーの残党が襲撃する事件が起きた

とき、駆け付けたのが宇宙刑事ギャバンとなった撃だった。

マクーのたくらみを阻止するため、撃は初代ギャバン・烈(大葉健二)と共に立ち上がる

が、マクーの作り出した魔空空間へ引き込まれてしまい……。




冒頭の主人公はまだ宇宙刑事ではなく火星に行く途中に遭難して音信不通となる

そして1年経って宇宙刑事ギャバンとして地球に帰ってくる。



宇宙物理学研究開発機構に有ったあるデータが何者かに盗まれる事件が。

そのデータをマクーの残党が手にすることでドン・ホラーの復活の鍵となるらしい。



う~む、今回は前回の映画海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバンに比べると

いろいろ残念。



まず主演の石垣佑磨さんのアクションにキレがない。

対して初代宇宙刑事ギャバンを演じた大葉健二の方がアクションにキレが有った。

30年も前と変わらないような?



次に魔空空間の存在意義が無いこと

これはお約束といってしまえばそれまでなのだが。

初代と2代目とも魔空空間に引き込んだ残党は俺の力は3倍になるんだぜと言いつつも

アクションシーンで空間の場所が転々とした後なぜか元の世界に戻ってきてしまう。

引き込んだ意味がわからん。



いっそのこと幼なじみのヒロインも魔空空間に案内してしまってそこで最後の

決着をつけるぐらいのストーリーでもいいのでは?

もともと30年前の作品だし大人向けの映画で良かったのでは?

小さい子のための配慮を考えてのことなのかもしれないけど。



そういう意味で海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバンでの魔空空間の使い方のほうが

面白かった。



http://www.gavan.jp/



以下の動画はあるイベントのもの。

見ているだけで興奮する。







ニコニコ動画にはすごい歌い手がいるのだがこの人が歌う宇宙刑事ギャバンが

すごい。





2012年10月21日日曜日

こっぴどい猫★炎の7番勝負!VOL.1 『こっぴどい猫』VS『くそガキの告白』

くそガキの告白 オーディトリウム渋谷



http://a-shibuya.jp/archives/4009


こっぴどい猫★炎の7番勝負!VOL.1 『こっぴどい猫』VS『くそガキの告白』

の枠で鑑賞。





こっぴどい猫は2回目。tarpaulinは3回目。

こっぴどい猫を見た後tarpaulinを観るとふたりの喧嘩の内容は全く変わっていない

んだなぁと。



tarpaulinの後大森靖子さんの歌を3曲。

生で聴くのは初めて。



くそがきの告白はまだ見ていませんでした。



多分これ逃すともう東京では観られない可能性が高いので

会社の帰りに渋谷へ。



ブサイクな顔にコンプレックスを持つ馬場大輔(今野浩喜)は

、映画監督を目標としているものの何を撮りたいかもわからず、32歳にもなって自分の

感情を周りにぶつけてしまう。

木下桃子(田代さやか)は占いやおまじないが好きな25歳の女優で、中学生のころに鑑賞

した映画がきっかけで芸能界を目指して頑張ってきたが、仕事はエキストラばかり。

そんな二人が撮影現場で出会い……。




主人公はアルバイトすらしていないニート。

ただ漠然と映画監督になりたいと。

「俺の作りたい映画を撮る」といいつつもそれ自体も何かがわかっていない。



これには個人的に「えっ?」と思ったがすぐにそれを探すストーリなのかなと。



主人公はあるきっかけで木下桃子に一目惚れする。

彼女の関係するお仕事の手伝いをしていると彼女の周りに不思議な現象が

起きていることがわかる。

このときの田代さやかの演技がすごかった。

ここでホラー映画ティストになるが完全なホラー映画ってわけではないので

その点は安心できるかも。



自分の場合はホラー映画であっても「どうしてそうなった?」という

部分を気にしてしまうってこととたいていのホラー映画ではその疑問

に答えてくれる作品がないので。



怪奇現象の原因がわかりそれを供養することで正常に戻った彼女。



その後主人公は自分の作りたい映画は何なのかに気が付く。



正直なところ夜中に見た映画であった関係か彼女を撮るシーンが

長回しだとは気が付かず半分寝ぼけていたのが個人的に残念。

ただラストあたりはかなり笑わせてくれたことは確か。



http://kuso-gaki.com/



2012年10月15日月曜日

恋に至る病(2012-124)

恋に至る病 ユーロスペース



他人との関わりを極力避けてきた高校の生物教師マドカ(斉藤陽一郎)は、

生徒の顔をしっかりと見ることができず注意すらできない。

そんなマドカに恋をしている生徒のツブラ(我妻三輪子)は、彼の癖とその意味を考えては

イラストに描き、マドカと性器が入れ替わることを妄想していた。

ある日、ひょんなことからその妄想が現実となってしまい……。




大林宣彦監督の転校生は体ごと入れ替わっていましたがこの作品は

なんと性器が入れ替わることで波乱が起きどうしよう?というストーリー



主人公のツブラ(我妻三輪子)は生物の先生であるマドカ(斉藤陽一郎)に好意を

抱き彼との妄想をノートに書いて(描いて)いた。



先生は授業をちゃんと進行できずにいておどおど。



ある日生物室でツブラに迫られた先生は抵抗したが虚しく逆レイプされてしまう。

結果、性器が入れ替わった!

原因はツブラの妄想にあるらしくノートにそのことが描かれていた。



同級生のマル(染谷将太)とエン(佐津川愛美)の関係についても同時

進行等で描かれる。



マルはエンの下着を盗むとかをしていたみたいでマル反省文を書かせて

エンがそれを朗読する様はおかしかった。



さてツブラとマドカはとりあえず誰も住んでいない実家へと避難。

それでどうするかを考えるのだが。



ここからはツッコミになるが

1.学校にはどのようにして今回のことを隠そうとしたのか

→実家でのふたりの生活が描かれていくので先生とツブラ

がいない状況は大騒ぎになるはず。



2.マルとエンはどうやって先生の自家を知ったのか。

それよりなんでそこにふたりがいるとわかったのか?

ツブラは問題となったノートを郵送でエン宛に郵送したから?



という疑問が残ったがそれを言ったらこの映画は成り立たないので

おいておこう。



エンが実家に来てからのエンの眼力怖すぎる!

そしてふたりの秘密についに気がついてしまう。



その後にマルの登場・・・



だんだん事態はややこしくなるのだった。



予告を見てもらえばわかりますがとにかくポップで明るくてノリがいいです。

予告もよくできている。



音楽はアーバンギャルドで楽しい。



笑えるラブコメでおすすめ。



映倫通っていないですが通すとPG12かなぁ?



http://www.koiniitaruyamai.com/



2012年10月13日土曜日

ウィルスバスター不具合長期化と大阪、三重での乗っ取りウィルスについて2012/10/14 23:05追記)

ウィルスバスターの不具合長期化と大阪、三重での乗っ取りウィルスについて





今回のニュースで話題の遠隔操作トロイの木馬であるがニュース直後の疑問としてふたりはウィルス対策

をしていたのか?という部分。



ウイルス対策には情報開示が急務! 「北村氏逮捕」をめぐる疑問【デジ通】

http://getnews.jp/archives/261482



は気になっていた。

さらなるニュースを追いかけたところ2ちゃんねるに貼られたURLからダウンロードした

ということがNHKのニュースに。

その後トレンドマイクロの定義ファイルが更新され対応したもよう。



遠隔操作により犯罪予告を行うバックドア型不正プログラム「BKDR_SYSIE.A」

http://blog.trendmicro.co.jp/archives/6098



予告後「書き込み終わりました」掲示板に報告

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121013/waf12101316400013-n1.htm





遠隔操作”発信元特定防ぐ特殊ソフト

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121013/k10015720201000.html





PC遠隔操作 警察への挑戦? 愉快犯?

http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20121014-OYO1T00215.htm?from=main1



出どころ不明のソフトをダウンロード、インストールしない、てのは

セキュリティの鉄則だと思いますが。



この記事だけはいただけない

パソコン乗っ取り 狙われるユーザーの共通点

http://news.livedoor.com/article/detail/7037343/



気になるところを引用

> そもそも今月1日から違法ダウンロード法も施行されているし、



ダウンロード違法化とダウンロードしたファイルが安全かどうかの判断は別物。



ダウンロード違法化はダンロード者が違法だとわかっているものをダウンロードし

使用することが法律によって罰せられる対象、という話。



> 2人は、写真のデータを読み取る無料ソフトをダウンロードしていたようです。

これもすごい。

どこからその話が出てきたんだろう。



タイマーソフト希望発端 PC乗っ取りの経緯判明


http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201210130013.html









しかしゲンダイの記事って相変わらずだなぁ・・・





自分のメールアドレスには実行ファイルを添付されても無視される仕組みを

導入してあるので添付ファイルの実行は100%ありえないので大丈夫です。



自宅には自分のPCが1台

父のPCが2台ありますが3台とも別メーカーのセキュリティソフトをインストールし

運用しています。

これはどれかのセキュリティソフトが問題を起こし起動できない事態になったとき

に対処できるように、という考えのもとです。





これを踏まえた上で以下を読むと腹ただしい。



ウイルスバスターが「いじくるつくーる」のダウンロードを誤検知してブロック、

挙げ句の果てに「オンライン詐欺に関係していることが確認」と表示して作者が抗議


http://gigazine.net/news/20120611-rnsf7-virusbuster/



「いじくるつくーる」作者がウイルスバスターのブロックに激怒、トレンドマイクロが

対応するまで更新停止を決定


http://gigazine.net/news/20120710-rnsf7-virusbuster-2/

このニュースを読んでもさほど気にしていなかったが10月になってからもTwitter

で未解決のツイートを見て愕然とした。



そして作者さんをフォローしました。



トレンドマイクロが経済産業大臣賞を受賞 情報化促進貢献

http://www.rbbtoday.com/article/2012/10/09/95602.html

はい?

一部ユーザが困っている事態はご存知ないのかな?







窓の杜でもニュースに

INASOFT、全公開ソフトの更新を休止

http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20121009_564912.html



窓の杜でのウイルスチェックについて

http://www.forest.impress.co.jp/info/about/viruscheck.html



上記アドレス先に興味深いことが記されている

さらに、配布元からダウンロードする際などに、トレンドマイクロ社の

「ウイルスバスター」の機能によって“危険なWebサイト”という警告が出た場合は、

“ほかのウイルス対策ソフトでの検知結果”や、“該当ファイルを「ウイルスバスター」の

インストールされていない環境でダウンロードしたのち、「ウイルスバスター」の

インストールされた環境でインストール・起動・ウイルスチェックした場合の検知結果”

などを総合的に判断し、誤検知であると判断した場合は収録いたします。




うわ、手間かかる!





ウィルスバスターといじくるつくーるの件は明らかに出どころは明らかでウィルスではないことも

確か。

理由はウィルスバスターでのみ「反応する」ため。

しかもトレンドマイクロとの作者のやり取りもあるのだが最終的に来年2月頃まで

かかるという返事の後無期延期となったらしい。



http://www.inasoft.org/talk/h201205c.html



作者様お疲れ様です。。。



2012年10月8日月曜日

天地明察(2012-123)

天地明察 MOVIX川口



太平の世が続く江戸時代、算哲(岡田准一)は碁打ちとして徳川家に仕えていたが、

算術にもたけていた。

もともと星を眺めるのが何よりも好きだった彼は、ある日会津藩主の保科正之(松本幸四郎)の命を受け、

北極出地の旅に出ることになる。

算哲らの一行は全国各地をくまなく回り、北極星の高度を測り、その土地の緯度を計測するという作業を続け……






監督は「おくりびと」の滝田洋二郎。

釣りキチ三平がひどかったので大丈夫か?という心配がありましたが

今回は安心して見られます。



第7回本屋大賞を受賞した『天地明察』が原作。

他のブログを読んでみると原作を知っている人には不満があり

知らない人はそれなりに楽しめたのかな?と。

自分は読んでいないので。



主なワードは囲碁、算術、天文。

算術と天文は共通点があるように感じますが囲碁の共通事項が映画を見終わっても

わかりませんでした・・・







囲碁の真剣勝負ができないことに不満を持った主人公は対局中に日食になってしまって

対局中止となった。

その後会津藩主から厳重注意されるが北極星を見てこいと。

天文に興味を持っている主人公にその知識を生かして北極星をくまなくいろんな場所

で見てこいと。

期限は一年後。

1年半ぐらいかかったものの今の暦では800年の間に2日も日付がずれたこと

が判明する。



そこで改暦をすることになるのだが。



ここまでは結構面白かった。



ここからがちょっと退屈だったかな?



141分も有ったんですね。

http://www.tenchi-meisatsu.jp/index.html



2012年10月7日日曜日

ツナグ(2012-122)

ツナグ ユナイテッド・シネマ浦和



生きている者が、もう一度だけ会いたいと強く願う、すでに亡くなってしまった者。

その再会の機会を設けることができる、“ツナグ”と呼ばれる使者の見習いをする高校生・歩美(松坂桃李)。

ガンで逝去した母(八千草薫)と会いたいという高慢な中年男・畠田(遠藤憲一)、

けんかをしたまま事故死した親友・御園(大野いと)に尋ねたいことがある女子高生・嵐(橋本愛)など、

さまざまな依頼人の願いをかなえる歩美。

だが、死んだ者と生きる者が再び出会ってはいけないのではないか、それで両者は救われるのだろうかと考え……




直木賞作家・辻村深月による小説の映画化。

ツナグは見習い高校生ってのはちょっと驚いた。

このツナグの裏方におばあちゃんがいて、最終的には正式に跡継ぎするまでの

物語になっている。



ツナグのルールってのが存在する。



1.生者は一生に一度だけ死者と会える

2.死者は一度だけ生者のリクエストに応えて会うことができる

死者は生者のリクエストに応えるかどうか選択権がある。

死者に会うことを拒否されると、生者の死者に会う権利は消滅する。



だそうだ。

ただこの映画の中でそのルールを破ったことでの話の展開が存在していないため

それらのルールは意味をなしていない。



主たるエピソードは3つ。

1.ガンで死んだ母親と会いたいおっさん

2.親友が自分のせいで事故死したと思い込んだ演劇部女子高生

3.7年前に失踪した婚約者と会いたい男性会社員



1.はいかにもツナグの存在から信じていない部分。

つまりは序章にはふさわしいオーソドックスなストーリー展開だった。

2.は演劇の部活動のことで喧嘩になり親友を事故でなくしてしまった

高校生ふたりのお話。

季節は冬。

おそらく洗車用のホースだと思うがその蛇口が開いていることで道が凍るのでは?

ということが物語のキモとなっている。



3.は結婚まで約束した彼女(?)が失踪してしまったので死んでいるのか

そうでないのかの調査ともし死んでいるなら会わせて欲しいと願う、てもの。



実はもうひとつエピソードが明らかになるのだが主人公のツナグの両親の謎の死

についてこの3つのエピソードを通じて明らかに。





どれもいいお話だった。

特に高校生のお話は橋本愛さんと最近めちゃくちゃ演技が良くなった大野いとさん

の話がよくできている。

櫻の園か。平成版は見たんだけど元のはちゃんと見ていない・・・・



http://tsunagu-movie.net/



2012年10月2日火曜日

鍵泥棒のメソッド(2012-121)

鍵泥棒のメソッド MOVIXさいたま



35歳にして定職もなく、売れない役者稼業にもほとほと嫌気がさした桜井(堺雅人)は

自殺にまで失敗してしまう。

その後、出掛けた銭湯で見るからに勝ち組男のコンドウ(香川照之)が彼の目の前で

ひっくり返り、頭を強打したせいで記憶を失ってしまった。

桜井は衝動的に彼の荷物をくすねてコンドウに成り済ましたのだが、実はコンドウの

職業は殺し屋で……。






主たる登場人物は



売れない役者 桜井

殺し屋 コンドウ

婚活中の水嶋香苗(広末涼子)



予告にある通りコンドウが風呂場の石けんに足を取られ転倒し頭を打ったことで記憶を

なくし桜井が騒動の中、風呂場の鍵を交換しコンドウになりすましたことで桜井は殺しの

依頼を受けるハメになるのだが。



物語の冒頭

桜井はコンドウの記憶が戻らないことを利用しコンドウになりすましリッチな

生活を満喫する。



一方、記憶の戻らないコンドウは自分が何者なのかを知るために自分の性格などを

まめにノートに記録。



記憶の戻らないコンドウは偶然水嶋香苗と出会い彼女の手を借りながら桜井

としての生活を全うしようとする。

その姿に惹かれていくのが彼女。



だから彼女は桜井に惚れたのではなくあくまでコンドウの性格に惚れたので

桜井だろうがコンドウだろうが実は関係ない。ので無問題!




コンドウはあるきっかけで記憶を取り戻す。



ここから物語の収束に動き出す。

そして実はコンドウは殺し屋ではなく・・・・?



おすすめ!



http://kagidoro.com/



1回目のエンドロールで席をたってしまった人がいたがもったいない・・・・



母のスマホをHISモバイルにMNPした。(日本通信とのオプションで値段の違いが!)

 2020/12/9に自分がイオンモバイルから日本通信にMNPしてほぼ10ヶ月 先日父に日本通信の話をしたところよし乗り換えよう!って乗り気になってくれた。 そして9/11にワイモバイルから日本通信にMNPした。 母には日本通信の他HISモバイルを見せたところHISモバイルにした...