2012年10月29日月曜日

希望の国(2012-127)

希望の国 MOVIXさいたま



酪農を営む小野泰彦は、妻・智恵子と息子・洋一、その妻・いずみと

満ち足りた日々を送っていた。

あの日が来るまでは。

長島県東方沖を襲ったマグニチュード8.3の地震と、それに続く原発事故は、

人々の生活をたちまち一変させる。

地震に伴う津波も発生。




ストーリーの基本は上記の通り



近未来のお話でもしも福島原発事故後政府が何も対策していなかったら?

もしくはパラレルワールド的な感じかな?



ただ地震が起きた時原発の心配をするあたりそれを意識し過ぎた

展開が気になった。

→地震直後の小野泰彦演じる夏八木 勲のあの行動、セリフは要らないような

気がする。



小野智恵子演じる大谷直子は認知症。

→園子温監督の母が認知症だとNHKのこの映画のドキュメンタリー

で語っていた。



20キロ圏内、圏外を明確に仕切った政府の行動もいかにも物語的な印象。



小野泰彦の息子小野洋一に村上 淳、妻は小野いずみ演じる神楽坂 恵

ふたりは父の命令で自主避難する。

妻は妊娠発覚後放射能恐怖症となり防護服を着込んだり家の部屋に風などが

一切入らないようにする。

見ていてちょっと怖くなった。



最初は20キロ内で避難区域でなかった小野家も避難対象となるが

頑固としてそれを受け入れない小野泰彦。



鈴木ミツル演じる清水 優とヨーコ演じる梶原ひかりは避難生活を

しているがこっそり避難所から出て津波で流された両親を探すのだが

その時に現れた小さい子は何だったのだろう。

ビートルズのレコードを探しているって?



上記のように夫婦仲やカップルの会話、行動で物語が展開しそれぞれの

出演者の接点は一応あるがそれぞれのパート単位で見ていっても

大丈夫な印象。



ただそれぞれの出来事、行動等がいかにも芝居的、物語的

に展開していくのでそれにツッコミを入れてしまうとダメかも。



NHKでやっていた「園子温と大震災」を見て考えさせられたという

人は観に行くと考えるだろうけどこの映画を見ても「考えさせられる」

とは自分は思わなかった。

ドキュメンタリー的構成を意図的に排除した作りだからかもしれない。



http://www.kibounokuni.jp/index.html



0 件のコメント:

コメントを投稿

母のスマホをHISモバイルにMNPした。(日本通信とのオプションで値段の違いが!)

 2020/12/9に自分がイオンモバイルから日本通信にMNPしてほぼ10ヶ月 先日父に日本通信の話をしたところよし乗り換えよう!って乗り気になってくれた。 そして9/11にワイモバイルから日本通信にMNPした。 母には日本通信の他HISモバイルを見せたところHISモバイルにした...