2012年3月26日月曜日

桃まつり 弐のすき(2012-036-038)

ステファニー・コルク『春まで十日間』(2012-036)



3.11の大震災の時、アムステルダム在住の若い日本人女性が日本にいるお母さんに

電話をかけようとする。




そういえば外国の方が今回の日本の震災をどう感じたかって聞いたことなかったなぁ。

とにかくこの1ヶ月ぐらいは正常ではなかったと記憶しています。





上原三由樹『口腔盗聴器』(2012-037)



先代から続く、歯科医院を経営する男。

歯科医院の入るビルのオーナーが亡くなり、

新しいオーナーとしてその娘である女が嫁ぎ先から帰ってくる。

男はかつてその女に幼い恋心を抱いていた。

時が過ぎ、初恋の面影の中で輝いていた少女の姿はすっかり消え、

目の前に存在する月並みの女。

離婚をし、戻ってきたという女には、一人の娘がいた。

少女は男にとっての青春の生き写しそのもの。

男は、遂げることのできなかった想いが湧く反面、受け入れてもらえるはずのない失望感から、

男にしかできない少女との距離の縮め方を思いつき、実行していく。




うはぁ。

これはすごい。

盗聴器を使った探偵物?スパイモノは見たことあるがどのようにそれを

バレないように組み込むかですよね。



仮に口の中にそれを組み込むにしてもそれを組み込んでからの話の展開は

よく聞くような気がしますがそれを組み込む前の準備弾段階とか実際に

それを組み込む手術(歯科治療)ってのは新しい。

これよく思いついたなぁと。



しかし「すき」も1歩間違えるとストーカー、犯罪者か。





熊谷まどか『最後のタンゴ』(2012-038)



結婚前提で同棲していた年下の彼氏・シュンジが突然部屋を出て行き音信不通に。

レイコは納得がいかない。

腹が立つ。

『もう帰る場所なんてないから!!』とばかりに

シュンジの荷物をさっさと処分し引っ越しの準備を進めているのだが・・・。




弐のすきでいちばん純粋にすきを表していた作品だと思います。

しかも主演の幸田尚子さんの演技がリアル。



途中あまりにも好きだから殺人しちゃった?ということを連想するシーン

はすごかった。

http://www.momomatsuri.com/



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