2012年9月23日日曜日

蝉の女 愛に溺れて(2012-117)

蝉の女 愛に溺れて 池袋シネマ・ロサ



ある遊郭「蝉丸」。

ここでは、様々な事情を持った女たちが働いていた。

千草も蝉丸で客を取る遊女の一人。

数年前に母が脳溢血で帰らぬ人となり、千草に残されたものは金と女にだらしない義父と

借金だった。そしてその義父にも犯され、しまいには、借金のカタがわりに蝉丸に売られ

たのだ。

千草は店で男に抱かれるたびに、感情を出さなくなっていった。

ある時、港で働く中川が客として蝉丸に来る。

中川は、かつて千草が学生時代に淡い初恋を抱いた青年だ。

戸惑う中川。中川は、まだ女を知らなかった。

そんな中川を愛しく思った千草は、中川を優しく導き二人は結ばれる。

そして中川は千草への想いを打ち明け二人は幸せな将来を夢見るが、千草の義父が二人の

仲を嗅ぎ付け…。




数年前の出来事の回想シーンから始まる。

冒頭ではシングルマザーだった主人公のもとに母が訪れ新しいお父さんという男性を

紹介するのだが・・・・



その男が借金まみれだということが発覚する。



借金を返すために母は売春宿で働くが脳溢血で死んでしまう。

直後義理の父も交通事故で足を悪くする。



そして父の命令で主人公も売春宿で働き性行為を商売とするのだ。



売春宿で行為をするたびに感情を表に出さないという設定のため主人公の七海なな

さんの感情が出ない作品となっている。

そういった意味では彼女の雰囲気を楽しむ映画ではない点が残念かな?



原作は全部で24ページという短編をこの映画のためにかなり肉付けされたものに

なっているらしい。



主人公はラストで死んでしまうのだがその死ぬ原因となる部分の書き方が納得出来ない。



直接の原因は彼と四国で暮らすという約束の日、父との揉め事の描写なのだが

あの程度のことで出血はおかしいし、仮に出血しながら彼のもとに歩いて行ったなら

出血の跡が路面にあってもいいはずだし、途中誰かが119番通報でもしてもい筈。

だからあのラストでの出血が発覚するシーンはおかしい。

あのシーンのエンドロールで彼は彼女を肩に寄せていいるのだが、早く異変に気付けよ!

と。



http://www.love-eros.jp/autumn/index.html



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