2012年8月1日水曜日

こっぴどい猫(2012-102)

家の高田則文(モト冬樹)は妻に先立たれてから一切小説を書いていない。

しかし後輩作家の安藤はテレビに出るような売れっ子作家に成長、

娘も結婚、息子も結婚が決まって平和な日々を過ごしている。

そんなある日、高田はワケアリな若い女・小夜と出会う。










モト冬樹誕生60周年作品。

今泉力哉監督の作品は「終わってる」ではまってしまい

MOOSIC LAB、映画太郎等を追いかけました。



今回は監督初の長編130分という尺。

そして登場人物が多い。



初披露目は2011/11/26

劇場公開2012/8/28



高田(モト冬樹)が行きつけのスナックに新しい女の子が

入っていた。

その子は小夜ちゃんといい、アルバイトで入ったのかな?



スナックの店じまいの後もう一軒行くか?という話になり

二人は飲み屋を探すが開いていたお店は直前に閉まってしまった。





小夜ちゃんはそのお店から近いからうちにに来ませんか?と。

何もしませんから、と。



そして人生相談を持ちかけるのだった。



何もしませんから、のセリフでちょっとにやけてしまった。

だって普通、そういうセリフは男のセリフですよね。



この女の子の悩みは妻子ある人ばかりを好きになってしまう

という相談だった。



そして登場するそれぞれのカップルの話の会話に昔の女の影が・・・

それが小夜ちゃんってこと。



これだけでも十分おもしろいのだが物語終盤の高田の誕生パーティ

の席で小夜ちゃんがとった行動からの話の展開がもうおかしくて。



この笑いの持って行くまでの伏線は大したこと無いハズなのだが

すごく面白かった。



この作品を見た人は是非スピンオフ作品も見て欲しいです。

→tarpaulin

いやはやこのカップル全然変わらないのね。

喧嘩の次元が全く同じってのが・・・



売れっ子作家安藤の家にも注目。

先の記事に岡元雄作作品集の感想を上げたが

安藤が住んでいる家が岡元監督の家。

だそうです。



小夜ちゃんを演じるのは小宮一葉さん。

事務所はモト冬樹さんと同じ事務所。

こっぴどい猫のオーディションを見てたマネージャーさんに

声をかけてもらいそれでその事務所に入ったとのこと。



http://koppidoi-neko.com/



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